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2023年4月15日土曜日

カワガラスの生態研究

カワガラスの生態研究 

今回訪れた地は 1年目ですが 巣材運びから幼鳥への給餌な
どが見られ 写真で記録を残すことができたので 2年目はカワガラスが暮らす環境の
変化、行動にどのような変化があるのか、川の水質変化など 少し レベルアップして 
生態を見ていこうかなと思います。(テーマ:野鳥生命の循環)

 カワガラスが生きていくには 餌が豊富でなければなりません 餌は水性昆虫です
綺麗な川には 水性昆虫が多いので食には困らないのかな そして雛にも水性昆虫を
与えます。
 水性昆虫にも種類があり、生涯水性で暮らす昆虫、幼虫から羽を広げて飛び立つ
昆虫など。
 清流に住む川魚、イワナ、アマゴ、ヤマメなども水性昆虫を食しています。
川の水で一番綺麗なのは、湧き水が集まってできた上流です、上流に住む生き物は
サワガニ、ナガレトビゲラ、ヒラタカゲロの幼虫などがいます、またホタルにサン
ショウ魚などが見られます。上流にはもう1つのメリットがありますそれは、水温
が低いことです、川魚なども含めて水温が低くないと暮らしていけないのです。

 カワガラスの繁殖地 今回この川を数キロ歩いて見て 堰堤が多いこと それは
標高が高いから この堰堤で繁殖しています 私が見た ヶ所は 5ヵ所 実際は
もう少し多いかもしれません。堰堤の多くは 水抜きが設けてあり ここを巣とし
ています ここなら安全ですね 天敵から 狙われることはないでしょう。

 カワガラスは一般の鳥よりも早く 繁殖します それは天敵に狙われないように
3月末には 子離れをします 暖かくなると 例えば ヘビ 外気温が20度を超
えると 活動的となり 餌を探し始めるからです。

 今回この地に訪れた回数は6回ですが 少しカワガラスの生態と清流のことが
少し知ることができました。

 カワガラスの未公開写真がまだまだありますので 後日数回に分けて掲載させて
いただきます。カワガラスの色はチョコレート 綺麗な色でもなく かわいくも
ありませんが 見て下さい。

親は雛に餌を与えるために昆虫を探す  幼鳥は餌が欲しくて親を待つ シーンなど。












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