ゴイサギシリーズ 幼鳥編
ゴイサギはほぼ全国の水辺に広く生息する ズングリしたシルエットの中型のサギ
本州では一年中見られる留鳥です。
ゴイサギの特徴は頭頂から背中にかけての紺色と 顔から腹側の白い羽毛 翼や尾
は薄い灰色なので一見 紺と白のツートンカラーに見えます
ゴイサギは 日が暮れてから活発に活動する「夜行性」です 夜 飛びながら
「クワッ クワッ」と鳴くことから 「夜烏」の呼び名があります
ゴイサギの繁殖期は 4~7月頃 木の上に枝や枯草で皿状の巣を作り 一度に
産む卵の数はおよそ3~6個 ヒナは孵化して 6週間ほどで巣立ちします。
幼鳥は 翼を広げた時の模様から ホシゴイと呼ばれます ゴイサギがこのホシゴ
イと呼ばれる姿でいる期間は予想以上に長く 3年ほどといわれます 天敵に狙われ
にくいように保護色の衣装を纏うことは合理的なことなので 幼鳥と若鳥の期間を
ホシゴイで過ごし 成熟した証として ゴイサギに変身するわけです。
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