野鳥帰巣本能
春の渡り鳥は生まれた場所への執着心、すなわち帰巣本能に依存している。
という説が有力だとされている。繁殖のために、成熟した個体が生まれた場所
に帰るとういう回帰行動は、これまでに魚類、両生類、爬虫類でもみてきた。
鳥の場合は、生まれた場所に帰るだけでなく、巣を作って卵を産み、孵化する
まで温め、雛にエサを与えて育てる、そして雛が巣立ちししばらくはエサを与
共に行動して雛に教育をするのです。
渡り鳥がV字飛行するのは、V字で飛ぶと前の鳥が羽ばたくことにより上昇
気流生み出し後ろの鳥は楽に飛ぶことができるようになるので、1羽で飛ぶよ
りも7割も遠くまで飛ぶことができるそうです。
日本の天気はたいていの場合、西から東へ変化していきます、偏西風(亜熱帯
ジェット気流)にのって低気圧や高気圧が東に移動するため、天気も西から東
に変わっていきます。
鳥は上昇温暖気流(太陽熱)として知られる暖気の流れに乗り、羽を羽ばたか
せることなく空高く舞い上がることができます、したがって、滑空中の鳥は、無
風状態ではしだいに高度を失うが、上昇気流に乗れば長時間飛び続けることがで
きます。
北極星を中心とする35度以内に有る、小熊座、カシオペ座などの形で方向を定める、
星が見えないときは風や地磁気で方向を定めます。 紫外線は雲を透過するので渡り
鳥は太陽の位置がわかります。
今年も日本の各地に夏鳥が多く来てくれるのを希望します。
次回 春は恋の季節です
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