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2023年7月5日水曜日

珍鳥 準絶滅危惧種 シロエリオオハム

 珍鳥 準絶滅危惧種 シロエリオオハム


全長65㎝。冬羽では、頭・首のうしろから背、さらに翼上面までが黒味の多い暗褐色で、顔の下半分、前首、胸、腹など下面は白色をしています。喉に褐色の細い横線があります。夏羽では、頭から後首が灰色になり、前首に紫黒色斑が現れ、首側には黒色の縦線があります。翼上面に多数の白斑が並んだ模様がでます。水面に浮いた姿で、脇の白色が水面より上にでることはないので、遠方でもオオハムと区別できます。浮いた姿はウ類のように体を低くすることが多いです。潜水は、首を水中へ入れて獲物を探し、その後に身体を低くし急に浮き上がる力を使って飛びこむように潜っていきます。潜水は得意で”あとあし”とも呼ばれる、みずかきの発達した脚のみで潜りますが、陸では腹ばいで移動します。短く「アァー  アァー」と声を出し、繁殖期は「ウルォー」などと大きな声を出します。


生態
ユーラシア大陸〜北米大陸の亜寒帯で繁殖し、日本へは冬鳥として主に太平洋岸の海上に渡来する。












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